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当面の実行委員は下記の6名です。
本会は,アンナ・フロイトセンターが関与する以下のトレーニングを代行実施します。
また,本会は,本会自体の主催する研修会も実施します。例えば,以下のようなものがあります。
今回は以下の行事について参加者を募集しますので,ご希望のある方は参加申込みフォームよりお申し込みください。
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「メンタライジング・アプローチワークショップ2026」(オンライン)参加者募集
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いま世界中で英国の相談機関『アンナ・フロイト』が開発した「MBT(メンタライゼーションに基づく治療)」が注目されている。この方法では,クライエントはセラピストと共に自己または他者の行動の背後にある心理状態(考えや感情)を省察する作業(=メンタライジング)を繰り返す。この作業は,クライエントのメンタライジング能力を向上させ,クライエントは自己と他者の心理状態を正しくとらえることができるようになる。加えて,セラピストは,クライエントが語る体験をそのまま承認し,クライエントと共有する。ここに「We-モード」という相互的関係が実現し,それがクライエントに引き起こす「認識的信頼」のおかげで,クライエントに,セラピストが持つ情報・知識に対する社会的学習(観察・模倣による学習)が生じる。この学習はやがてセラピスト以外の他者にも般化し,そうするとクライエントは苦痛に対処する際に他者の考えや見方を参照することができるようになる(関係的参照)。これがクライエントの心の物差しを再調整するのである。
このワークショップでは,上記のような「MBTの最新モデル」に立脚し,まずMBTにおけるセラピストの姿勢と介入法の概要を「MBTアドヒアランス尺度」に沿って紹介する。その上で,MBTの中で一般的に重要な姿勢と介入法をとくに詳しく解説し,それらを私たちの日常的面接に取り入れることを目標とする。これは一種の「共通要因アプローチ」(common factors approach)といえる。つまり,このワークショップで学ぶことは,「特異的治療法としてのMBT」(MBT-PD)そのものというより,それを取り入れた汎用的面接であり,その意味では「メンタライジング・アプローチ」と呼ぶのが適切である。患者・クライエントの年齢は,元祖MBTでは「成人」であるが,このワークショップでは「青年や児童」も視野に入れる。そして,講師の上地自身が受けたトレーニング(スーパービジョンを含む);MBTの英語教材の翻訳経験;自分自身の臨床経験に基づき,メンタライジング・アプローチにおける面接法について,具体的な実例や事例挿話を用いながら実践的・具体的に解説する。これと併行して,心理療法/カウンセリングの世界に存在する3つの固定観念を打破する。
1.主催:MBTトレーニング実行委員会 (連絡先:mbt.committee@gmail.com)
2.講師:上地雄一郎(MBTトレーニング実行委員会;岡山大学名誉教授)/ 司会:平井友貴(淳風会メンタルサポートセンター;福山大学;日本メンタライゼーション研究会運営委員)
3.全体テーマ・日時・内容:
(1)全体テーマ:「あなたの面接をブラッシュ・アップしよう」
(2)日時・内容2026年3月~2026年7月;5回シリーズ(部分参加は認めない)
各2時間20分(途中休憩および質疑応答あり)
開催日は毎月2回あります:その月の土曜か日曜のどちらかでご参加ください。両者で内容は同一です。
<第1回>3月7日(土)19:00~21:20/3月15日(日)10:00-12:20 本ワークショップの目的と内容の紹介;愛着という視点の解説;愛着の視点からみた臨床的面接;面接における固定観念1(自律偏重・依存忌避)の打破
<第2回>4月4日(土)19:00~21:20/4月12日(日)10:00~12:20 メンタライジングの概念;メンタライジングの次元;非メンタライジング・モード;MBT/メンタライジング・アプローチの最新モデル(We-モード・認識的信頼・関係的参照);メンタライジング的面接における基本的姿勢(有標的姿勢と不知の姿勢);固定観念2(古典的精神分析に由来する姿勢)の打破
<第3回>5月9日(土)19:00-21:20/5月17日(日)10:00-12:20 メンタライジング的面接における基本的介入(1):基本的応答法<質問と反射>;固定観念3(ロジャース的だと誤解されている姿勢;相手の語ることを繰り返すだけの面接)の打破;アセスメントと面接への導入(アセスメント・関係パスポート・定式化)
<第4回>6月6日(土)19:00~21:20/6月14日(日)10:00~12:20 メンタライジング的面接における基本的介入(2):脈絡の確認;共感的承認;ありうる別の見方の探索;面接者からクライエントに伝えるべき事項;感情的ナラティブのメンタライジング。
<第5回>7月4日(土)19:00~21:20/7月12日(日)10:00~12:20 非メンタライジング・モード(心的等価モード・目的論的モード・プリテンドモード)への対応;関係および逆関係のメンタライジング;トラウマ治療への示唆
4.方式:オンライン(Zoom)
★Zoom URLは,開催日直前にお送りします。やむをえない事情でワークショップを欠席する場合には,後に「録画」を視聴することができます。
5.参加費:20,000円(個別の回だけの部分参加は認めません)
6.参加資格:原則として,①成人,青年,子どものメンタルヘルスに関する支援・治療などに携わる専門家(大学院生を含む)。専門家資格保持者であることは求めないが,②心理学や心理療法に関する基礎知識を有していることが望ましい。受付時に簡単な審査を行うが,参加希望者が①であれば,参加を拒否することはない。
7.募集定員:30名程度(先着順ではない;もし参加希望者が多すぎる場合には抽選を行う)
8.募集期間:2026年1月12日(月)午前10時 ~2月27日(金)午後9時
★この期間を過ぎた場合には,MBTトレーニング実行委員会に参加の可否をお尋ねください。
9.付帯事項
将来MBT-3日間Basic Trainingが開催される場合,このメンタライジング・アプローチワークショップへの参加により,MBT Basic Trainingの事前学習課題が免除されます。
10.申込み方法:下記の参加申込みフォームに必要事項を記入して申し込んでください。お申し込みから数日中に返信をいたします。参加受付を終えたら,参加費をお振り込みください。参加費振込が確認された段階で「参加受諾」といたします。なお,「締め切り後」にキャンセルした場合,参加費の返却は行いません。
申し込みリンクはこちら
新着情報
- 2023年08月30日
- サイトをオープンしました。
